■大分県で生息が確認されているシロアリ

□ヤマトシロアリ

大分県全域に生息するシロアリです。

巣は食害されている部分であることが多く、1万頭前後のシロアリです。床下の湿気が多かったり、雨漏り、浴室の水漏れ、玄関の雨に濡れる部分など水分の多い場所に発生します。
主に床下の被害が多く見られますが、雨漏り等で濡れた木材を伝わり上部まで食害することもあります。

羽蟻は4月中旬から5月いっぱいの昼に飛びます。(「シロアリのこと」ページ参照)

ヤマトシロアリは被害部の巣だけを駆除しても未施工の部分から違う集団が発生することが多々ありますので、たとえ被害が一部でも家屋全体を予防されることをお勧めします。

 
ヤマトシロアリによる被害例 

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基礎外にできた蟻道(ヤマトシロアリ)
 
室内にできた蟻道(イエシロアリ)
 
 
 

 

□イエシロアリ

大分県では、海に面した市町村に生息します。

特別に加工した巣を作り、そこから地面にトンネルを作り加害します。巣から50mは離れた場所でも加害します。大きな巣では100万頭にもなり、水分の無い木材でも自ら水を運び柔らかくして食べます。被害は天井裏や屋根裏まで至ることが多く、家の中の木材をタテにヨコに加害します。

羽蟻は5月下旬から6月いっぱいの夕方から夜に大量に飛びます。(「シロアリのこと」ページ参照)

とにかく、加害している巣、女王を駆除することが一番です。ベイト工法による駆除をお勧めします。

 
イエシロアリによる被害例 

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基礎外にできた蟻道(ヤマトシロアリ)
 
室内にできた蟻道(イエシロアリ)