■既存住宅/防除工事(2)
■ベイト工法(Bait System)
シロアリの生態を利用し、シロアリにベイト剤(毒餌)を食べさせることでシロアリを巣ごと駆除する方法です。
施工には日数を要しますが、何処にあるか分からない巣を駆除できる確実な方法です。
弊社ではイエシロアリの駆除の8割以上はこの方法を採用しております。
・ブリングシステム(イエシロアリ専用ベイト工法)
■ブリングシステム(ベイト工法)によるイエシロアリ駆除工事の流れ
1.餌木の設置(蟻道が見えない場合)
家屋外部などに餌木を植え込み、シロアリを誘導します。
※蟻道が見え、すぐにブリングボックスを設置できる場合は餌木は使用しません。
2.餌木食害の確認~ブリングボックスの設置餌木にシロアリが確認されたら、ブリングボックスを設置しベイト剤を投与します。
3.ブリングボックスの点検(2週間毎、死滅及び衰弱確認まで)設置したブリングボックスのベイト剤の喫食を確認し、ボックスのメンテナンス・薬剤の補充をします。
通常、2ヶ月くらいかかります。それ以上かかる場合もあります。
4.シロアリの死滅確認~予防工事(液剤)ブリングボックス内が兵蟻ばかりになる、またはシロアリの死骸、シロアリがいなくなる、が確認されたら、イエシロアリの巣の駆除は完了。
ボックスを撤去し、通常の薬剤による予防工事を行います。
※兵蟻は木材の食害はできません。
【ご注意】
2.から4.までの施工期間は約2ヶ月かかります。
イエシロアリの巣の大きさによって期間は前後しますので、予めご了承ください。
また、予防効果はありませんので、駆除後、液剤による予防工事を行わないと保険の適用はありません。
・ファーストラインAGS
弊社では主に、ビル内のヤマトシロアリの発生や、薬液を使用できない場所においてこの方法で駆除を行います。
(駆除はできますが、予防効果はありません)
・新築住宅等の防蟻・防腐工事(建設業者向け)
新築住宅の防蟻・防腐工事につきましては(社)日本しろあり対策協会の「新築建築物しろあり予防処理標準仕様書」に準じて行いますが、詳細につきましては弊社・担当の三浦までお電話ください。
TEL:097-558-2081 / FAX:097-553-5701